ワールドカップ決勝トーナメント4日目

日本敗退のショックもどこへやら。
連日続くサッカーワールドカップの熱い試合に熱狂しております。

 

今日はアルゼンチン対スイス、ベルギー対アメリカの二試合が行われました。
どちらも延長戦にもつれ込む拮抗した試合となり、劇的な展開に興奮収まらぬ状態です。
ベスト8へ駒を進めたのはアルゼンチンとベルギーですが、
スイスとアメリカにも最大級の賛辞を贈りたいと思います。

 

特に素晴らしかったのはアメリカです。
アメリカンスピリットとは正に諦めない心だと全身で表しました。
ベルギーの怒涛の攻めを弾き続けたGKを始めとしたディフェンス陣には感動すら覚えた次第です。
ベルギーの総シュート数は実に39本。枠内シュートは17本。
圧倒的に攻め込まれながらも耐え続け、2点のビハインドを背負って臨んだ延長後半には執念のゴールを決め
最後まで食らいつきました。
試合終了の笛が鳴るまで同点の可能性を感じさせたアメリカ代表は、正真正銘のグッドルーザーです。
素晴らしい試合でした。

 

アルゼンチンは決め手を欠き、スコアレスのまま迎えた延長後半でようやく先制弾を決めることができました。
それまで幾度と無くチャンスを作りつつも決定的な仕事が出来なかったメッシとディ・マリアがようやく輝いた瞬間です。
スイスも最後に惜しいシュートを放つも、ゴールマウスに嫌われ得点こそなりませんでしたが、
やはり最後まで粘り続けた試合でした。

 

いよいよベスト8が出揃いました。
結果だけ見れば順当な顔ぶれですが、大半が延長戦にもつれ込んだ試合で各チーム疲労が溜まっています。
まだまだ波乱を予感させる今大会から目が離せませんね。