おろしがねを使い比べています
私は、大根やしょうが、時にはわさびをすりおろすおろしがねについて、
なかなかいいものにめぐり合わないので、いろいろと買って使い勝手を比べています。
冬は大根おろしをよくしますし、しょうがは冬はしょうが紅茶に、夏は冷やっこの薬味などによく用います。
まずは安定していて、早くすりおろすことができるか。
ぐらついたりするとスピーディーにおろすことができません。次に、しょうがなどの繊維がつまらないか。
つまるとすりにくいし、あとで洗うのも大変です。それから最後まですりおろすことができるか。
刃先が鋭すぎると指を傷つけるかもしれないので、ぎりぎりまですりおろすことができないのです。
そして何よりも、あまり力を入れずにスムーズにすりおろすことのできるものがほしいですね。
今まで試してみたのは、丸型、スプーン型、お皿になったもの、柄のついているものいないものなどいろいろです。
スプーン型は少しの量を使いたいときに便利なので、しょうがをするときはたいていこれを用います。
すったそのままをカップに入れることができますし、豆腐の上にも置くことができます。
大根をすりおろすときは、下に受け皿がついた丸型を用いることが多いです。
これはすりおろす面が平らで広いので、手を大きく動かせて力を入れておろしやすいのです。
受け皿にすりおろしたものがそのまま入るので、別の器に移し変えなくても、そのまま食卓に運ぶことができます。
そういうわけで、最近よく使っているのは上記の2種類です。金属製でないもののほうが、大根やしょうがの風味が変わらずおいしいような気がします。