トップページ ＞ 息子と少し早い「大人の語らい」をしました

私は現在、埼玉県の北部の地方都市にある会社の社宅に家族で暮らしているサラリーマンの30代既婚男性です。
同い年の妻と7歳になる長女、そして4歳になる長男と私の合わせて4人で
毎日平凡で静かな幸せな日々を過ごしています。

 

同い年の妻とは今年で結婚9年目、付き合いだしてから15年以上になります。
妻とは私と妻が通っていた都内の私立大学のクラスで同級生だった事から出会い、交際に発展しました。
妻は現在、パート勤めで毎日地元のスーパーのレジ打ちの仕事を一日4時間、週に5日のシフトで働いています。
勿論パートの時間である夕方以前は子供達の食事を作って冷蔵庫に入れておき、
掃除洗濯などの家事もこなしてからパートに出かけています。
私は毎日私と子供達の食事を作り、栄養バランスを考えた献立で毎日美味しい食事を作ってくれて、
掃除も洗濯もしてくれる妻に感謝の気持ちをいつも伝えたいと思っていました。
しかし生来私はシャイな性格で、妻に何かきっかけも無い時に「いつもありがとう」と中々言い出せなかったのです。

 

しかし、私は先日、4歳になる長男と休日の昼間に何気なく話していた所、長男が「お父さん、
お母さんにありがとうって言わなきゃダメ」と突然言ってきたのです。
驚きながらも私は4歳の長男に「何で」と尋ねてみました。
すると長男は「だって毎日ご飯を作っている」と言ったのです。
私はいつの間に長男がこんな事を認識出来るまで育っていたのか、と目頭が熱くなる思いでした。