私の修学旅行の、忘れられない思い出。

私には、今年中学校3年生になる息子が1人います。
今月、修学旅行に行っていた息子。中学校生活の大きな行事なので、帰って来た時にはもうニコニコものでした。
私は市内の写真館に勤務しています。
息子の学校は私の会社の管轄ではないのですが、修学旅行に行く日の朝に息子を
学校まで送って行った時にお会いした旅行社の添乗員さんが、
よく私と一緒に他の学校の修学旅行に行っている顔見知りの
方だったのです。
「あれ、今日は一緒に行かれないんですか?」なんて声をかけられて、ただただ笑っていた私でした。
私の中学校時代と同じ東京方面の旅行だったみたいなのですが、
私の中学校時代の修学旅行には、生涯決して忘れられない
思い出があるのです。

私の修学旅行の時には、市内で始めての試みとして、当時全国ネットで放映されていた歌番組を見に行くという、
当時では大変デラックスな企画がありました。
当然、同級生たちは皆大喜びで、観客席に掲げる横断幕などを事前に準備していました。
開演の2時間前から会場の前で全生徒が待っているなんて、はっきり言って田舎者丸出しですよね(笑)。
やがて入場したのですが、おそらく皆ドキドキしていたものと思います。私もそうでした。

開演前に生徒会長がステージに呼び出され、皆の前で挨拶していた事も忘れられません。
開演してオープニングに出演者が観客席に向かってサインボールを投げるのが
その番組の定番だったのですが、偶然にも私の所に
そのボールが飛んできて、拾って家に持って帰った事が、私にとって生涯忘れられない修学旅行の思い出です。